年金は大丈夫でしょうか? →大丈夫ですけど、減って行きます。

私たちの将来はどうなっているのでしょうか

年金の話は盛んに国会でも議論されていますし、メディアに取り上げられる事も多いですね。

年金が破綻すると言われて久しいですが、未だ破綻はしていない様ですし、政府は常に100年先まで大丈夫なように試算を繰り返している、と言ってます。

果たしてどの程度大丈夫なものなのでしょうか。

年金は死なず、ただ減りゆくのみ

「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」は、かつて戦後日本を統治したマッカーサー元帥が退役の時に残した言葉です。

原語では”Old soldiers never die, they just fade away”です。先日、マッカーサー元帥を特集した番組を見ましたが物凄い秀才だったそうです。日本から帰国の際には帰国パレードで700万人が迎えたとの事。スーパースターですね。

本人は大統領になりたかったようですが、同じ士官学校出身(後輩)のアイゼンハワーがその後の大統領に就任し、相当悔しい思いをした様です。スーパースターでも悩みはつきません。

さて、かつての名言になぞらえてみましたが、年金は国が言うように破綻はしません。ただ、確実に額は減っていき、いずれはかなりの少額まで縮小する事でしょう。

多くの人は一生懸命働いて、年金が貰える年まで到達すれば後は何とかなるかと思っているかも知れませんが、実際はほとんどの人が何ともならないと思います。

理由は簡単で年金は総支給額を年金加入している人で分担しているだけなので(賦課方式)、年金をもらう人(お年寄り)が増えて、年金支払いをする人(若者)が減れば、その額は縮小せざるを得ないという事です。

原語の”fade away”はまさに今の年金の状況を表している気がします(徐々に減っていく感じ)

自分の年金額を調べてみましょう

年金は、日本年金機構の「ねんきんねっと」で今までの払い込み総額やこれから支給される想定額など確認する事ができます(アカウント取得の手続きが必要なので年金定期便を見てみて下さい)。

自分の年金想定額を調べると実は今でもかなり心もとない状況とわかると思います。

因みに私はおそらくサラリーマンとしては比較的給与水準が高い方かと思いますが、それでも想定支給額(老齢基礎年金+老齢厚生年金)は65歳から年額250万円程度でした。

妻の年金も加算されると思いますが、それでも年額350万円もいかない気がします(ここからさらに税金などが取れらます)。

僕の場合は持ち家(完済)があるので、これだけでも何とかなるかとは思いますが、今までの生活はかなり変える必要がありそうです。

ところで、僕の父母が亡くなる前に一時お金の管理をしていたので、二人の年金額も覚えていますが、合わせて月額45万円程度だったと思います(年額540万円程度)。

もともとつつましやかではあったものの二人の老後はかなり余裕があった事を覚えています。しかも60歳から支給。うらやましいですね(戦後の苦労があったので不当とは思いませんが)。

国はどうしろと言っているか

国は年金が破綻しない事を保証?していますが、額が減っていく事は認めています。スローガンとして言っているメッセージの裏にはそれぞれこんな意味が込められていそうです。

  • 貯蓄から投資へ(年金多分足りないので、自分で増やしてください)
  • 人生100年時代へ(ずっと働く必要があるかも知れません)
  • 女性の活用を推進(女性にも働いてもらわないと支えられません)

決して政府批判では無く、僕はむしろ日本国政府はなんだかんだでまじめに頑張っていると思っています。ただ、他国に例を見ない急速な少子高齢化の濁流に押し流されないようにするのが精いっぱいと見えます。

「デービット・アトキンソン」という人が本に書いていますが、日本がここまでの高度経済成長をした要因は急速な人口増加が主要因という事です(もちろん平均的に優秀で勤勉な日本人という相乗効果もあったとは思いますが)。

今後は急速な人口減少と少子高齢化で、上がった時と同じような勢いで落ちていくかも知れません。

自分はどうするか?

さて、何もしないと困った事になりそうですが、何ができるかです。選択肢は下記くらいでしょうか。

  1. 一生勤め人として働く(定年後は嘱託・アルバイトなど)
  2. 自分で事業を持つ(今自営の人はそれを継続する)
  3. 資産を築いてそこから収入を得る

#1はきつそうですね、体力的にもそうですが年を取ってからも他人に使われるというのは、なかなか耐え難い気がします。

理想的には#2かと思います。例え資産があったとしても何か起きた時には資産自体が失われる可能性があるからです。

しかしながら今から事業を起こすというのは、僕の性格ではなかなか難しいのと、基本働くのはあまり好きでない自分の性格も知っています。

と、いう事で説明するまでも無く、僕は#3を選択してそれに向かって日々頑張っているという訳です。

僕は投資や資産運用を人に強要する気は全くありませんが、自分の今の給与から積み立てられる額と将来もらえる年金額を調べてみれば、貯蓄だけで残りの人生を過ごす事が結構な確率で無理という事に気が付くと思います。

#1や#2の選択の人も多少は資産を持って将来の助けにする事を考えても良いのではないでしょうか。

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