節約の基本は、まず何にいくら使っているのか管理する事

まずは整理整頓から

資産を構築する為には、収入>支出という関係を最大化させる事が大事ですが、収入を増やすというのは人それぞれ置かれている状況も違いますし、頑張ったからそのまま報われるという単純なものではありません。

一方、支出は本人の努力次第でかなりの圧縮が可能です。

ただし、生きていてもちっとも楽しくない、ってくらいに圧縮してしまうのもどうかと思うので、バランスが大事ですね。

節約に関して、僕が一番大事と考えるのは、ひたすら使わないように我慢するのでは無く、支出を管理する、という事です。

以下に、その具体的な取り組みを紹介します。

まずは年間総額いくら使っているのかを把握する

最初に、一年間でもらった給与収入(手取り)を集計します。

源泉徴収票や住民税通知書から算出する方法もあるかと思いますが、複雑なので、単純に給与明細の最終手取り額を見て全て足していきます(ボーナス込み、交通費は除く)(①)。

次に、銀行口座の年初の残額総計と年末の残額総計の差分を算出します。銀行口座は通常複数持っているかと思いますので、全ての銀行でこれを行い、合算します(②)。

最終的に、

① 手取り総額 ー ② 年末の残高増加分 = 一年間で使った額

となります。

この時点で結構使っている事に驚くケースが多いかと思いますが、今まで管理していなければそれが普通かと思います。

具体的に何にいくら使っているかを集計する

年間の総支出がわかったら、その金額を念頭に、何に使ったかを出来る限り調べます。

”できる限り”と書いたのは全てを把握するのは困難だからです。

銀行の通帳とか、クレジットカード明細から拾ってはエクセルに入力して行きます(後述するCVS形式ファイルがダウンロードできれば早いです)。

データの入力が済んだら項目を分類して行きます。

私の場合は以下の分類としています。

居住費、光熱費、生活費、通信費、自動車維持費、家具家電、医療費、保険、学費、習い事、娯楽レジャー、お小遣い、その他雑費

分類しきれない部分はその他雑費となりますが、なるべくこの項目に入れないように他の分類にする事が肝要です。

分類が済んだら、各項目の比率をだして行きます。これもエクセルを使えばあっと言う間かと思います。

比率を出してみると何が家計を圧迫しているかが、一目瞭然かと思います。

大体のパターンとしては、自動車、保険、習い事、あたりが意外と多いのでは無いでしょうか。

我が家の場合も保険、習い事が結構あって、只今これらを圧縮中です。どちらも一つ一つはそれほど大きな金額で無い為、なんとなく入ってしまいがちですが、毎月支出が発生するので年額にしてみると大きな負担となっているケースが多いです。

自動車については、駐車場代、税金、検査費用(車検など)ガス代、高速代などになりますが、ガス代とか高速代って集計してみると大した事が無い、と言う事がわかるはずです。

一方、重いのが、駐車場代、税金、検査費用あたりになります。これらは定期的に発生して節約が難しいのです。

これらを圧縮するには基本的には車を辞めてしまうという選択肢しかなく、今の所、僕にはできないと考えています。

逆に、車にそれほど興味が無くて、あまり使ってないという人は、車をやめてしまうのは手っ取り早く支出を減らせるベストな方法と思います。

最近はカーシェアサービスなんかも普及してきていますので、近所のカーシェアサービスを確認してから決断しても良いでしょう。

支出の集計を楽にするコツ

いくつか工夫すると支出の集計が楽になるコツがありますので、以下に紹介しておきます。

なるべくキャッシュレスで買い物をする

支出の管理で一番難しいのが現金です。

レシートを取っておいて、月毎に集計するのが理想ですが、なかなか続けられる人は居ないのではないでしょうか。

クレジットカード払いは勿論、最近は電子マネーもだいぶ普及してきたので、なるべくこれらで買い物をするようにします。

後で明細が一覧で見られますので、集計が楽です。ポイントも付きますしね。

カードを分けて使うと管理し易い

僕の場合は、自分が使うカードと家計費から出すカードを分けています。

例えば、ゴルフに行ったら自分用のカードで支払い、家族で外食したら家計費用のカードで払うのです。

この事で、自分がいくら使っていて、家計費でいくらかかっているかが簡単にわかります。

自分が使いすぎているのであれば、コントロールする事ができますが、家計費が多い場合は、単純に圧縮できないケースも多いので、まずは家計費(最低限暮らすのに)いくらかかるかを分かりやすくしておく事は重要です。

カード維持費が少し余分にかかりますが、管理のし易さからすると価値があります。

CVS形式ファイルを活用する

CVS形式ファイルとは、エクセルのファイル保存形式の一種ですが、カード利用履歴などをWebサービスから確認できる場合に提供している事があります。

「CVS形式でダウンロード」みたいなボタンがあったらクリックするとxxxxx.cvsという形式のファイルが取得できます。

これをエクセルで開くと表の形で履歴を得る事ができます。支出の集計には、どの道エクセルを利用すると思いますので、最初からエクセル表でデータが入手できると時間を短縮できます。

理解して使っている分には、多少使っても罪は軽い

如何でしょうか。

使い過ぎてしまうことも問題ですが、「その内容を把握していないという方が罪が重い」と思います。

自分が使っている内容を把握していれば、もう少し貯蓄したいと思ったときに、何を我慢すれば良いかすぐに思い付くことができます。

また、使っている内容を理解していれば、それが本当に必要で価値の有ることなのかを意識しながら使うことができます。

集計したときは「どれも減らすのは難しいな〜」で終わっても問題ありません。一旦、支出の構成を把握すれば、ふとしたタイミングで削減できるポイントが見つかると思います。

とりあえず管理(集計と内容の把握)する事から始めましょう。

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