資産(アセット)クラスについて

色々な資産クラスがあります


本ブログでは、資産運用は「インデックス投資の一択」を推奨しています。

インデックス投資は個別の株式などを対象にしない代わりに、どのような資産(アセット)をポートフォリオに組み入れるかという事が重要になります。

資産(アセット)の分類を資産(アセット)クラスと言います。

資産と期待リターン

それでは、資産の種類とその特徴を見て行きましょう。

資産の種類による区分

①債券、②株式、③不動産(REIT)、④コモディティ(金・石油・商品など)があります。

株式の方が投資としてはポピュラーかと思いますが、あえて債券を先頭に持ってきたのは、債券の方がグローバルでは市場が大きいからです。

投資地域による区分

①日本(国内)、②先進国(日本を除く)、③新興国(BRICSやASEANなど)、④その他(フロンティア国やアジアなど限定地域)などです。

日本で投資を考える場合、各資産クラスに対して、国内対象に投資するのか、海外対象に投資するのかなどで、組み合わせが発生します。

もちろん国内だけとか海外だけという選択もありです。また、海外に関しては一般的に先進国と新興国に分類されます。

組み合わせによる代表的な資産クラス

(資産クラス x 国内外)及び期待値

カッコ内の数値は各資産クラスの期待リターンです。期待リターンとは、それぞれの資産クラスの年間収益の平均値から「これ位は平均的に期待できるだろう」という値(年率)になります。

表については色々な資料から私が「この先こんなものだろう」と思う数値が書いてあります。
※ 色分けには特に意味はありません。

各資産のリスク

各資産には”リスク”と言ってどの程度その資産価値(価格)が上下する可能性があるかが統計的に算出されています

通常年率で表され大体下記の値と言われています。

  • 日本国債券が一番低く2%程度となっています。
  • 次に先進国債券で10%程度
  • 新興国債券になると少し上がって15%程度
  • 株式は大体20%前後となりますが、国内は少し低く、新興国は少し高くなります
  • REITは株式と同等か時としてさらにリスクが高くなる傾向があります

※リスク20%というと年間上下に20%程度は平均的に価格変動があるという事

一般的に、債券 < 株式 < REITの順でリスクが大きくなります。

REITはミドルリスク・ミドルリターンと言われていますが、実態としてはかなりリスク(変動)が大きい資産です。

地域では、日本 < 先進国 < 新興国の順でリスクが大きくなります。地域という観点では、国内資産は為替の影響が無いので一番リスクが小さくなります。海外、特に新興国は為替の影響を大きく受ける可能性があります。

その他の資産クラス

その他の資産クラスの紹介です。

ハイイールド債など

”代表的な資産クラス”の他にも様々な組み合わせの資産クラスとそれに対応したインデックスが存在します。表には例でいくつか挙げてみましたが、ハイイールド債(信用度の低い社債に投資する)やフロンティア株(新興国に続いてこれから成長しそうな国々に投資する)などがあります。

国内ETFの一覧などを眺めてみると色々ある事が分かりますのでお勧めです。

⇒ 国内ETF一覧(東証Webページ)

コモディティ

”コモディティ”とは金・銀・プラチナなどの貴金属類や原油、穀物など商品と呼ばれるものの総称となります。

金については、「有事の金」と言って戦争とか大災害などあると上昇する傾向があり、インデックス投資家でも暴落時の保険として組み込んでいる人も多い資産です。

期待リターンは5%程度、リスクは15%程度の様です。

原油や商品については基本的に期待リターンを示すのは困難です。価格は常に受給で決定され、どちらに行くかは分かりません。

石油は有限の資源という事で価格が下がる事が無いといわれた事もあったかと思いますが、今ではシェールオイル・ガスなどとの競争で価格が低下しています。

リスクについては20%~30%のかなり高いレベルで、インデックスは存在しますが、いわゆるインデックス投資家で組み込んでいる人は少数と思われます。

まとめ

代表的な資産とそれぞれのリスクについて説明してみました。

これを色々な組み合わせでポートフォリオを組むのが一般的なインデックス投資の手法ですが、その構成は個性の出るところです。

インデックス投資は別名パッシブ運用とも言います。

銘柄選定によってパフォーマンスを上げる(アクティブ運用)行為を行わないという前提ですが、資産構成については各資産クラスを分析して、全体の効率化を目指します。

その部分に関してはアクティブ的な要素があると言えるかと思います。

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