国際分散投資の重要性

バラバラにしておくのが安全なんです

インデックス投資に必ずしも分散投資が必須という事でありませんが、大抵のインデックス投資家は程度の差こそあれ(国際)分散投資を実施していると思われます。

僕も分散投資は必要だと思うのですが、それが良く解る表があります

各資産クラスの年次リターン

下記はモーニングスターのホームページから引用していますが、同じような表は色々な所から出ていると思います。

小さくて見づらいかも知れないのでリンクも下記に貼っておきます(ジャンプ後ページの後半に下記と同じ表があります)。

資産クラス別リターン(http://www.morningstar.co.jp/world_index/)

 ご覧の通りパフォーマンスが良い資産クラスは毎年のように変わります

また、上がったものは下がり、下げたものは上がるといった、ある程度循環している様子も見て取れるかと思います。

各資産クラスはこういった変動を繰り返しながら平均するとそれぞれの期待リターンに落ち着くはず、というがインデックス投資の基本的な考え方ですが、概ねそういった動きになっています。

年次と資産クラスの動き

2008年は実質的にリーマンショックの影響が一番でた年ですが、軒並み大きなマイナスリターンで終わっています。

ひどいものでは50%を超えるマイナスを記録しているものもありますが、”有事の金”と日本国債がプラスをキープしています。

2009年から数年は中国が大規模な財政政策(財政投融資)を行いリーマンショックからの立ち直りに貢献したと言われていますが、新興国への資金流入が活発となり新興国株が好成績を上げています。

2012年頃からは世界経済の回復が鮮明になり、特に先進国株のパフォーマンスが顕著です。ただし、上記の表は円換算なので円安の影響も大きいです。

2013年からはご存知アベノミクスで日本株が伸びています。また、大胆な金融政策によってゼロ金利を越えてマイナス金利と言われる状態になるにつれ、住宅ローンの金利も1%以下になるなど国内REITにとっても追い風が吹き、かなりの上昇をマークしています。

2015年は中国減速懸念から世界同時株安が発生、チャイナショックと呼ばれましたが、その中で意外にも日本株式が頑張りました。

誰が一番かを予想するのは難しい

こうした各資産クラスの動きは毎年抜きつ抜かれつのレースを展開しているような感じで、誰かが一方的に勝ち続けるという事も無く、毎年誰が勝つかを予想するのは困難です。

どの資産でも中長期的には期待リターンが得られるという事はある程度確からしいのですが、ある資産に絞って投資をした場合、途中で資産が半分になったり、REITなどでは半分以下になったりした場合、そのままその資産を保持し続けられる強い意志を持てるかという課題があります。

また、マクロ経済の状況などを調査しながら、これからは新興国株が来るとか、REITが上昇しているなどと予測を立てて狙ってみてもなかなかタイミングをとらえるのは難しいです。

自分の予想が間違っていたと別の資産クラスに切り替えた途端以前持っていた資産が上昇するなどという事は良くある事かと思います。

組み合わせる事で全体の変動を抑える事ができる

そこで色々な資産クラスに少しずつ投資しておけば、その年その年で主役が変わりながらも全体の資産は増加している、という状態を作り出す事が可能になります。

このバランスを取りながら増加していくという所が重要です。

何かが上昇している時には何かが下落しているとすると、相殺されて全体では効率が悪い気もしますが、先に述べた通り各資産クラスは時間をかけて期待リターンに近づいていく事がある程度確からしいですから、総資産としては順調に増加していくという事です。

分散投資をする事で上昇・下落がマイルドになりますので、資産を減らしすぎて投資をあきらめてしまうという事を防ぐことができます

上昇もマイルドですから少し退屈はしますが、一番大事な事は投資を継続するという事ですのでやはり分散投資は重要と考えます。

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