SPDR S&P500 ETF(1557)は注意が必要

ティッカーはSPY

現在、僕が米国株資産クラスとして愛用しているSPDR S&P500 ETF(1557)は、信託報酬も安くて良いETFなのですが、若干癖があって注意が必要な部分があります。

購入を検討している方は、特徴をよく理解して利用されると良いと思います。

基本情報

1557の基本情報です。

(出典)東証ホームページから抜粋

S&P500指数連動のETFで最古のETFとも言われています。米国籍のETFですが、東証にも重複上場しているという”まれ”なETFになります。

特徴は何と言ってもその驚異的な信託報酬にあり、0.1%を切る水準になっています。ここには記載がありませんが、東証上場は2011年3月となっており、日本での実績も十分あって安心感があります。

国内上場でS&P500連動に投資できるインデックスファンド(ETFを含む)はあまり選択肢が無く、その中でもSPDRは実績もあって筆頭候補です。

先進国株クラスの中でも米国比率を上げたいと思っているので、SPDR S&P500 ETF(1557)を採用しているのですが、いざ使ってみると色々と制限がありちょっと気をつけなければいけない所に気が付きました。

”癖”があって注意が必要な所

僕が知っている、注意が必要な部分をいくつか挙げてみたいと思います。

NISAで配当が非課税にならない

まずNISAに組み込んだ場合、配当が非課税にならないという事です。

値上がり益が出た場合には問題なく非課税になるのでその部分は問題ありませんが、そこそこ配当が付くのでその部分も非課税に、と思っている人は注意が必要です。

因みに、私は1557をNISAに組み込む意図は無かったので、これは特段問題となりませんでした。

配当が銀行口座に落ちる

どういう事情か知りませんが、配当が証券口座に落ちずに出金用の銀行口座の方へ落ちてしまいます。

これも特に問題という事でも無いのですが、証券口座に落ちる場合メールで配当のお知らせが来るのと、証券口座上で損益の集計をしたときに履歴として表示されるので管理上は証券口座に落ちてくれた方が助かります。

まあ、でもこれも実害はないという所でしょうか。

信用取引ができない

これは正直一番の欠点と思われますが信用取引ができません。SBI証券だけの制限かもしれませんが、信用買い建てができないのです。

信用売りは初めから利用するつもりが無いので問題となりませんが、含み損が出ている時に損だしをするのに信用新規建てを利用する為、それができないとちょっと辛いのです。

2018年の初めにブラックロックのETF-JDRシリーズの上場廃止に伴い一部をこの1557に入れ替えたのですが、2018年2月の大幅下落によって含み損が出ていました。

本来であれば、含み損がある程度膨らんだところで損だしを行い、それまで出ている実現益と相殺する、というのが常套手段なのですが、信用新規建てができない為に諦めました、という経緯がありました。

※信用買いを利用しないと損だしがやりづらくなるのです(別途記事にします)。

分配金(配当)への税金は約30%

米国との重複上場の為、分配金には米国源泉徴収(10%)が引かれた後に国内源泉徴収(20.315%)が課税されます。よって、約30%程度の源泉徴収がされた後に残りが振り込まれる形となります。

僕の過去一年の実績としては、税引き後で1.13%でした(過去4回:一年分の分配金を合計して現時点での1557の時価で計算)。税引き前で1.6%程度でしょうか。株式クラスですから、それほど利回りはよくありませんが、次第に上昇しているので長く持つと分配金としても貢献してくれそうです。

因みに、これは1557の特徴というより、米国ETFを購入した場合の条件と一緒という事になります。

まとめ

と、いう事で若干の使いづらさもある1557ですが、理解して使ってもらえれば非常にお薦めのETFです。

2018年には特殊事情で売却益を相殺したいという中、ちょっと気になる制限となりましたが、総合的に見て良いETFだと思いますので、引き続き愛用していきたいと思っています。

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