リーマンショックから10年が経過した今

あれから10年が経ちました

リーマンショックから10年が経過しました。リーマンブラザーズ破綻は2008年9月15日ですが、その後、NYダウ平均は2009年3月9日にリーマンショック後の最安値(6,547ドル)をつけています。

なので、一番株式市場が落ち込んだポイントから数えると今が丁度10年経過と言えるかと思います。

この10年間は絶好調だった

下記は過去10年の米国ダウ平均のチャートです。

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見ての通り、この10年間の上昇は凄まじく、年率でいうと13.6%という事で異常値とも言えるパフォーマンスを示しています。

過去の統計からは株式市場の平均リターンは約7%程度と言われていますので、世間で言われている通り、今はバブルでそのうち崩壊するのでしょうか。

まだ市場が回復中という見方もできます

下記は米国ダウ平均のもう少し長期のパフォーマンスです(集計のタイミングが違うので10年パフォーマンスが上記と違います)。

(引用)”私のインデックス”から
https://myindex.jp/data_i.php?q=DJ1007USD

これを見ると、まず30年の周期で見ると+8.5%となり、そこそこ期待パフォーマンスに近い数値となっています。また、20年の期間を見た場合は、年率+5.3%という事で、少し期待パフォーマンスに対して見劣りする感じもします。

つまり、リーマンショックの影響で落ち込んだ株価が回復途中という見方もできるのです。これを持ってこの先まだまだ上がるというつもりはありませんが、伸び率は下がりながらも上昇を続ける可能性はそこそこありそうです。

今回は分かり易くダウ平均を例にとりましたが、僕は各資産クラスが年率どれくらいで推移していて、期待値からみて好調なのか、低調なのかを結構気にしています。好調だからと売る事はあまり考えませんが、明らかに低調であれば追加投資を考えます(まあ、リバランスと同じような考え方ですが)。

タイミングを捕らえる事は不可能ですが、やはり安い時に買う方がパフォーマンスに寄与します。その確率が少しでも上がるよう、今どの水準にいるのかをチェックするのは重要かと考えます。

この10年はスマホが作った相場と感じる

さて、リーマンショックから10年が経過しましたが、ほぼ同時期に起きていた大きな出来事があります。それはスマートホンの登場です。iPhoneの初号機が発売になったのは、2007年6月29日ですから、ちょうどリーマンショック前から発売になり、こちらも10年が経過しています。

先ほど言った通り、リーマンショックの落ち込みからの戻り相場、という事ももちろんありますが、米国株式はこの10年間一本調子の上昇で、それに引っ張られるように先進国の景気回復が顕著です。この少し異常ともとれる好景気を正当化するには、この間になにか大きなイノベーションが無いと説明ができません。私はそれがスマートホンだと思うのです。

日本ではその威力は特に絶大で、電車に乗れば10人中8人くらいはスマホを見ているのではないでしょうか。一種異様なその光景を見るとスマートホンのパワーを感じずにはいられません。因みに僕も電車でスマホを見ているひとりです。

スマホはそれまで別々に用意されていたデバイス・サービスを次々と駆逐していきました。PC、テレビ、新聞、カーナビ、腕時計、などなど。。。

それゆえ、スマートホンは従来の産業からパイを奪っているだけで全体の生産性を上げていない、などという意見を聞きますが、僕にはパイを奪われた業界のやっかみにしか聞こえません。

スマートホンがある事で、人々は情報を素早く入手し、ポチっと買い物を済ませ、常に人と繋がっています。トータルの生産性は間違いなく上がっていると感じます。

僕も仕事、遊び、家族サービス、投資、メルカリと従来であれば、面倒でそこまでやっていられない、という事をマルチタスクでスピーディに済ます事ができてます。それは全ての情報がスマホに集約されいつでも見られるからです。

今、アマゾン、フェイスブック、グーグルなど凄まじい勢いで業績を伸ばしていますが、それだってスマートホンというプラットフォームが大きな役割を果たしています。これらサービスがPCでしかできなかったら、ここまで活用されていたでしょうか。

そう考えると全ての源泉はアップルから生まれたのかも知れません。一時アップルは時価総額で市場初の100兆円を超えました。日本の国家予算をもってしても買えません ((((;゚Д゚)))))))

世界はどこが本当のイノベーションを起こしたのかを知っているのかもしれませんね。

次の10年は何が牽引するのか

さて、次の10年は何でしょうか。電気自動車なんかは良い候補かと思いますが、それを持ったからと言って一般の人に明確なメリットが無いので、急速に広まるという感じもしません。

同じく自動車がらみでは自動運転ですかね。こちらはもちろん実現すれば皆飛びつきそうですが、かなり時間はかかりそうです。

何が出てくるかは予想が付きませんが、スマホに関してはついに世界の出荷台数が減少に入りました。今後も今の好景気を維持する為には次の何かが必要になりそうな気配です。

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