インカムゲインをベースとしたリタイアメントプラン

リタイア後の生活が楽しみです

僕が今行なっている運用生活のゴールは、アーリーリタイアメントです。どうやってアーリーリタイアメントを実現して、その後の生活を維持するか、という事について、今の僕のプランを紹介したいと思います。

理想的には分配金生活ですが

一番良いのは、資産がこのまま成長し、分配金によって生活が賄える事です。ただ、現在の国際分散投資による分配金(インカムゲイン)はあまり多くはありません。かなりの比率を占める株式の資産クラスは分配金(配当)の比率があまり高くないからです。

それでも僕のポートフォリオはリート系などを組み込んで、多めの分配金を得る様に設計していますが、今の生活を将来に渡って維持するには資産として最低2億円程度は必要となりそうです。世界同時株バブルでも来れば有り得るかも知れませんが、流石にそこまでは到達困難と見ています。

別の手としては、今の資産(貯蓄も)を全てJ-REIT個別銘柄に投資すれば、利回り平均で5%強くらいのポートフォリオを組む事は可能です。そうすれば、為替リスクも無く、ほぼほぼ生活が賄えそうですが、国内不動産の動向は予断を許しませんし、一つの資産クラスに全て突っ込んでしまうのはちょっとリスクが大きそうです。

逆に、今後、大きく市場が下落する局面(例えばリーマンショック並み)が来たりした場合には、各資産クラスの利回りは大きく上昇する可能性がありますので、分配金で生活できる計算が成り立ちそうであれば、リスク資産とは別に持っている現金資産(貯蓄)も全て投資に回して配当金生活に突入、というパターンもあるかも知れません。

いずれにせよ、今のタイミングでは確率的に想定しづらいものばかりなので、これらのケースは基本的に除外しています。

インカムゲインと現金(貯蓄)取り崩しが基本

本命となるやり方としては、リスク資産から得られる分配金(キャッシュフロー)現金資産(貯蓄)の取り崩しを組み合わせる方法です。現金をそのまま使ってしまえば、当然無くなりますので、資産運用をある程度覚えた身としては少しもったいない気分もあります。ただ、現金は変動しませんので、計算が出来る所がメリットです。

まずは年金支給後の生活を想定

まずは年金支給後の生活が安定的に送れる様に計算をします。今の想定では、年金額が妻の分を合わせて約300万円と見ています。それに資産からの分配金収入で150万円を足した、450万円をベースにしたいと思ってます。

税金引かれたり、健康保険を自分でかけなければいけないので、ネット(手取り)は400万円くらいで見ておけば良いでしょうか。手取り400万円というとサラリーマンで言えば年収540万円くらいにあたります。持ち家(完済)があるので、夫婦二人で暮らすには何とかなりそうです。

年金支給までの期間

さて、次は年金が出るまでの間をどう繋ぐかですが、分配金は上記の通りせいぜい150万円でしょうから、これを頼りに家族四人を養う事はできません。年金がでるまでは現金(貯蓄)の取り崩しがメインにならざるを得ません。

僕には一つラッキーな事があって、個人年金保険の利回りがまだ良かった頃にかけ始めていたので、それが60歳から支給される事になっています。因みに個人年金保険は前納(ぜんのう)してすでにかけ終わっています。

学資保険についても、すでに前納してあるので、子供が適齢期になったタイミングである程度の支援は期待できます(利回りはかなり低いですけどね)。

そんなこんなで支払い済み保険も計算に入れながら、分配金のキャッシュフローと貯蓄の取り崩しを考えると、今の計算で2500万円程度は貯蓄の準備が必要そうです。

子供にも支援してもらう

子供が成人して仕事をする様になったら一定期間(例えば10年位)お金(月3万円程度)を家に入れてもらうつもりです。僕の母も僕に対してそうさせていました。子供にはしばらく負担ですが、僕の資産はそのまま取り崩さず分配金のみを利用する予定ですから、最終的(つまり僕が亡くなった後ですね)は、子供達のものになります。

「管理人の運用資産」で公開していますが、時価6000万円以上ありますので、子供達にとっても割の悪い話では無いと思います。そして僕の運用知識と資産を受け継いだ子供達は、自分達でも運用生活を始めて、豊かな生活、そして僕が築いた以上の資産を築いて欲しいと思っています。

適宜見直して安心できるタイミングでテイクオフ!

今の時点では、現金の準備も十分で無いですし、分配金も計算通りでるのか、いまひとつ確信がありません。なので、日々運用生活を続けながら、自分が自信を持ってリタイア生活に入れるまで待っている状態です。早ければ、後1年程度、遅くとも3年以内にはリタイア生活に入りたいと思っています。

サラリーマン生活はもう少し頑張らなければいけませんが、時間の経過とともに年金額は増えますし、資産も増加するはずなので、それに伴って分配金も増えていく事が期待できます。一方、年金支給までの期間は減っていきますので、そのタイミングがくるのは、まさに時間の問題と言えます。

リスク要因

サラリーマンというのは自由はありませんが、収入や社会保障という点では非常に安定・優遇されています。そのサラリーマン生活を捨てて、基本は無収入になる訳ですから、当然リスクはあります。今の僕の計画上、以下3点がリスクです。

  • 最大のリスク要因は国の年金に対する方針変更です。65歳から年金支給がある事を大前提にしていますので、それが変更になるとこの計画もあっさり瓦解します。
  • 市況の変化で、大きな下落タイミングが来た場合に、分配金がどの程度減るのかが不透明です。暴落はいつでも発生しますが、通常の規模なら分配金にそれほど大きな影響が無い事は経験的にわかっています。問題はリーマン級などと呼ばれる暴落が来た場合ですが、そこまで考えたらリタイアなんてできませんね。
  • 最後は、子供の進学状況です。まだ二人とも大きくありませんので、これからの進路によっては大きく計画が狂う可能性はあります。一応、大学は私立理系に進んでも足りる算段ですが、中学・高校はできれば公立に行って欲しいと考えています。大学院に進みたい、と言われたら、親としては喜んで応援すべきでしょうね。それは流石にその時考えようと思います。

ただ、今の計画は最悪何もしなくても暮らしていける、という計算ですので、少し苦しくなったらアルバイトや再就職して凌ぐという事は割と容易かと考えています。

最悪のケースもシミュレーション

本命の「インカムゲインと現金(貯蓄)の取り崩し」作戦でリタイア生活に入ったとして、途中で思ったり出費が嵩んで資金が足りなくなる、という事もありそうです。

そうなった場合は、最後の手段としてリスク資産の取り崩しという事になります。計画では、リスク資産はインカムゲインを得るためだけに使って、取り崩さないまま子供達に引き継ぐ予定ですが、そうは行かない場合もあるかと思います。

そこで、取り崩しまで考慮に入れた場合はどの程度の余裕度があるかという計算をしました。計算はモーニングスター金融電卓を使います。

⇒ 金融電卓(モーニングスター)

金融電卓(取り崩し-受取期間)

モーニングスターが提供している金融電卓にはいくつか機能がありますが、今回の計算は「取り崩しー受け取り期間」を使いました。また、運用資産の利回り(分配金ではなく総合パフォーマンスとして)を厳しめに設定して3%としました。

支出の方ですが、非常事態という事で、抑えめの月40万円で生活するとして、今のリスク資産6000万円を取り崩したら、どの程度の期間持つか、という計算です。結果は画像の通り、15年以上は持ちそうなので、貯蓄取り崩しの後、15年ということであれば、年金は流石に支給開始されているだろうし、かなり安全圏と考えることができます。

この紹介した「金融電卓」ですが、他にもいくつか機能があって色々遊べます。興味のある方はシミュレーションで妄想を膨らますのも楽しいですよ (#^.^#)。

それぞれのパターンを意識しながら日々運用生活

さて、3つのパターンを上げてみました。

  1. 資産が増加して分配金で暮らせる様になる
  2. リスク資産からのインカムと貯蓄の取り崩しで年金生活まで逃げ切る
  3. リスク資産の取り崩しによって生活を維持

1.は多分無理だけど何かの弾みで実現したらラッキー、2.が本命で日々これに向かって運用生活、3.は2.を前提にリタイア生活を開始した後にもし資金が足りなくなった場合のバックアッププランという事ですね。

今はサラリーマンとしての安定した収入がありますので、この収入を維持しながら、上記のどのレベルまでが実行可能か、を判断して適宜リタイアメント生活に入りたいと思っています。

リタイアしたいという気持ちが大き過ぎると日々のサラリーマンとしての業務に影響がでてしまうので、会社に行ったらまずは集中する様に意識しています。その上で、資産が増える様を楽しみながら、気がつけばリタイアできる状況になっている、というのが理想です。

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